風邪・発熱

風邪(風邪症候群)とは

風邪症候群とは、咳・痰・鼻汁・発熱・頭痛・のどの痛みなどの症状を示す疾患の総称です。多くはウイルスによる急性の感染症で、自然に治っていきます。

ただし、細菌感染やマイコプラズマ感染が原因の場合は抗菌薬による治療が必要になります。また、風邪だと思っていた症状が別の病気だったということもあります。症状の経過や既往歴を確認したうえで、必要な治療をご提案します。

こんな症状はご相談ください

  • 咳、痰が続いている
  • 鼻水、鼻づまり
  • のどの痛み
  • 発熱
  • 頭痛、体のだるさ
  • 風邪が治った後も咳だけが残っている

「市販薬で様子を見ていたが良くならない」「仕事を休めないので早く治したい」といったご相談も承ります。

風邪に抗菌薬(抗生物質)は効きません

風邪の原因の多くはウイルスであり、抗菌薬はウイルスには効きません。不要な抗菌薬の使用は、下痢などの副作用を招くだけでなく、薬が効かない耐性菌を増やす原因にもなります。

一方で、細菌感染やマイコプラズマ感染が疑われる場合には抗菌薬が必要です。当院では症状・経過・診察所見から必要性を判断し、必要な方にのみ処方します。

「抗生物質を出してほしい」というご希望をいただくことがありますが、必要でない場合はその理由をご説明します。逆に必要と判断した場合は、適切な薬剤を選択してお出しします。

当院での診療

問診で症状の経過・持続期間・周囲の流行状況・既往歴・服用中のお薬を確認し、診察のうえで治療方針を決めます。インフルエンザや新型コロナウイルス感染症が疑われる場合は、必要に応じて検査を行います。

※当院ではX線(レントゲン)検査を行っておりません。肺炎などが疑われ画像検査が必要と判断した場合は、連携医療機関へご紹介します。あらかじめご了承ください。

治療に使用する主な薬

症状・病期・既往に合わせて選択します。

症状をやわらげる薬
解熱鎮痛薬(カロナール、ロキソニン)、去痰薬(ムコダイン)、鎮咳薬(メジコン、フスコデ)、トランサミン、SPトローチ、PL顆粒など

抗菌薬(細菌感染が疑われる場合のみ)
サワシリン、オーグメンチン、ケフレックス、ジスロマック、ビブラマイシン、クラリスなど

抗インフルエンザ薬
タミフル、イナビル、ゾフルーザなど

咳喘息が疑われる場合
レルベア、テリルジー、アドエア、シングレアなどの吸入薬・抗アレルギー薬

漢方薬
麻黄湯、葛根湯、葛根湯加川芎辛夷、桔梗湯、五虎湯、柴胡桂枝湯、麦門冬湯、半夏厚朴湯、香蘇散、参蘇飲、補中益気湯など。病期や体質に応じて使い分けます。「西洋薬の眠気が苦手」という方にも選択肢になります。

長引く咳 — 感冒後咳症候群

風邪の症状は治まったのに、咳だけが数週間続くことがあります。これは感冒後咳症候群と呼ばれ、決して珍しいものではありません。

ただし、長引く咳の背景に咳喘息・アレルギー・逆流性食道炎などが隠れていることもあります。「風邪のあとの咳だから」と放置せず、2〜3週間以上続く場合はご相談ください。

インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症

流行期には迅速な診断と治療が重要です。発症からの時間によって使用できる薬が変わるため、症状が出たら早めの受診をおすすめします。

予防接種については、インフルエンザワクチン・新型コロナワクチンともに対応しています。
予防接種のご案内

お仕事帰りにもご相談いただけます

神保町駅A3出口から徒歩1分、平日は19時30分まで診療しています。原則予約制ですが、ご予約がなくてもご相談いただけます。

WEB予約に対応しており、待ち時間の短縮に努めています。「体調が悪いのに長く待ちたくない」という方はご活用ください。

神保町・九段下・水道橋エリアにお勤めの方、お住まいの方のご来院をお待ちしています。

風邪の症状でお困りの方は、当院へご相談ください